慢性的な人手不足の状況が続く介護業界において、特定技能を持つ外国人の存在が注目を集めています。株式会社チョモランマでは介護業界を支援するため、特定技能外国人の人材紹介サービスを展開しております。
特定技能外国人の採用で起こる変化
人手不足の解消・労働力の獲得
外国人を採用することで介護現場の人員が補強され、慢性的な人手不足の解消につながります。新たな労働力の獲得によって、適切な介護サービスを提供することも可能です。
即戦力が得られる
特定技能は一定水準以上の専門性・技能を有する人材に与えられます。試験に合格した外国人は条件をクリアしており、必要な知識・技能を持った状態で即戦力として活躍します。
従業員満足度の向上
外国人の雇用により人手が増えることで、従業員一人当たりの負担が軽減されます。顧客満足度の向上につながり、介護業界の問題である離職率低下の改善も図れます。
職場の活性化
日本人とは異なる、外国人が持つ発想や考え方、文化・言語などに触れることで職場に刺激を与えます。国外からもたらされた新しい価値観によって、介護現場の活性化につながります。
特定技能とは？
特定技能は2019年度に新設された在留資格です。介護を含む、深刻な人材不足に悩む14業種の特定産業分野を対象に、外国人の受け入れが可能となりました。技能実習と混同されがちですが、制度の目的が大きく異なります。技能実習は発展途上国の経済発展を目的に、日本の優れた技術・知識を外国人に習得してもらう制度です。一方、特定技能は労働力を確保して人材不足を解消することを目的としています。
特定産業分野14業種
- 介護
- ビルクリーニング
- 素形材産業
- 産業機械製造業
- 電気・電子情報関連産業
- 建設業
- 造船・舶用業
- 自動車整備業
- 航空業
- 宿泊業
- 農業
- 漁業
- 飲食料品製造業
- 外食業
特定技能1号
特定技能は1号と2号があり、介護は特定技能1号に該当します。
- 受け入れ分野に関して、ある程度の知識や技能を有する外国人に適用される在留資格
- 在留可能な期間は通算で5年間
- 日常会話ができ、生活や業務上で必要な日本語能力を有する
- 家族の帯同は基本的に不可
外国人雇用で活用できる助成金
外国人の雇用にあたり、助成金の適用が可能となるケースもあります。助成金は雇用の増加や人材育成を目的に交付されるもので、雇用保険に加入している企業が対象です。外国人雇用で活用したい助成金として、以下のような種類が挙げられます。
- 雇用調整助成金
- 中小企業緊急雇用安定助成金
- 人材確保等支援助成金（働き方改革支援コース）
- 人材開発支援助成金
など
助成金は条件を満たすことはもちろん、申請に向けた明確な計画を立てることが大切です。また、助成金だけでなく、支援制度や支援団体などの活用を検討することもポイントになります。